[1] ご挨拶_光学に困ったとき2番目に訪問する場所

光学全般

ご挨拶

こんにちは。光学、光でのお困りごとがありましたか?

光ラーニングは、「光学」をテーマに様々な情報を発信する光源を目指しています。

光学設計、レンズ、シミュレーション、光線追跡、回折、レーザ etc. インターネットや書籍からたくさんの情報を得ることができますが、なかなか「わかった、そういうことか」のような納得感を得る機会は少ないのではないでしょうか。光ラーニングは、光学について「わかった、そういうことか」と思える体験を目標にしています。

筆者(管理人)「ひかりもの」について

はじめまして。「ひかりもの」といいます。大学を卒業後、企業の技術職として光学分野に携わり始めました。所属部署が保有していた当時ZEMAXを渡されたことから、現在のOpticStudioのお世話になっています。

レンズがわかる本(永田信一、日本実業出版社)とヘクト、OpticStudioのマニュアルの最後にある用語と定義を一所懸命読み込むところから始め、そこから10年にわたり、所属を変えながら結像系、照明系、レーザ系、ファイバ結合系の設計や解析、実測とシミュレーションのすり合わせなど、少しずつ経験の機会をいただきました。

光ラーニングの情報源

さて、光学に携わっている人たちはすでに知っているかもしませんが、つい最近、 Zemax のホームページが変わりました。→ zemax.com(英語版), zemax.jp(日本語版)

新しくなったホームページで興味深いのは、多くの技術記事 (ナレッジベース) や交流ページ (フォーラム) がログインなしでも「だれでも閲覧できるようになった」ことです。OpticStudioもしくはZEMAXは、現在では光学に関連する業界で広く認知されており、業界標準ソフトウェアの1つといえる存在となっているので、多くの光学エンジニアが公開されたナレッジベースを参照することになると思います。

その他、インターネットでよく参照される情報は積極的に活用します。例えば、Edmund Optics の技術情報Newport の技術情報 などです。

光ラーニングが提供する情報

光ラーニングは、このナレッジベースから記事をとりあげ、その中の「これ、どういうことだろう」という疑問、ちょっとした引っ掛かりを解消するような注釈、説明を入れていきます。例えば、記事を理解するうえで「前提知識」となっている点を、もう少し掘り下げた説明を加えるような試みです。

掘り下げる内容としては、光学理論、ソフトウェアの使い方、アプリケーションに関する情報など特に限定はしません。また、あまり難しい内容までには踏み込みません。いえ、踏み込めません。目標である、「わかった、そういうことか」に必要なレベルに到達出来たら、それより先の深い世界の理解はあきらめて、現実世界に戻ってきます。

<注意点>

疑問点があった場合のおすすめ対処法は、Zemaxサイトに登録して、フォーラムで質問することです。ここ (光ラーニング) は正攻法ではない場所ですので、(最大限の努力はしますが)情報の正当性の面は劣ります。それでも、個人の事情がありますよね。登録が面倒とか、聞くほどのことじゃない気がして気が引けるとか、質問するのがなんか億劫とか。そんな所に手が届く場所にしたいと思っています。

訪問してくださった光学関係者の皆様へ

光ラーニングは2021年7月に作成された新米サイトです。おそらく、こちらにたどり着いた方々も光学をこれから学んでいく段階であろうと思います。筆者自身も、専門的に光学を学んだ経験があるわけでもなく、大学卒業後から今まで「これ、どういうことだろう」>「わかった、そういうことか」を積み重ねる毎日です。皆様と、一緒に学んでいければと思います。

もし取り上げてほしいナレッジベースがあれば、お気軽にご要望ください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました